最強のガスブロライフル VFC SR-25 ECC
アメリカの銃器製造メーカーである、Knight Armament Company(ナイツ)の公式ライセンス下で製造されるVFCガスブローバックライフル VFC SR-25 ECC。
SR-25の源流にはナイツ社を設立したリード・ナイツ氏の師でもある、Armalite社の技術者ユージン・ストーナー氏が開発した7.62x51mmの大型ライフル弾を使用するAR-10ライフルがあります。AR-10はAR-15よりも前に開発され製造を行なったものの、Armalite社がAR-15の製造権をコルト社に売却した後、アメリカ軍がコルト製のAR-15を正式採用したこともあり、僅か数年でArmalite社はAR-10の製造を打ち切ることとなりました。
その後1990年代、ナイツはSR-25ライフルを完成させました。SR-25の海軍特殊部隊納入仕様のMk.11 Mod1では100ヤードで約0.75インチ以下という自動小銃としては驚異的な命中精度を保証するなど、その優れた命中精度と信頼性が認められ多くの軍特殊部隊や法執行機関が採用を行っています。
エアソフトガンではVFCがKAC SR-25 ECC、MK11 Mod1、M110SASS、M110K1の4機種。VFC OEM製造のUmarexからは同じく7.62mmを使用するAR10プラットフォームであるH&K 417 Gen.2 16inch Recon / 417 Gen.2 GRS 16inch の2機種がガスブローバックライフルとしてリリースされています。M4/AR-15プラットフォームと比べ大型のレシーバーに搭載されるボルトキャリアがもたらすブローバックは強烈そのものです。
今回はVFC KAC SR-25 ECCについて、分解を交えながら解説したいと思います。
VFC SR-25 アッパーレシーバー
通常分解となるテイクダウンは通常のM4/AR-15同様にテイクダウン・ピボットピンを抜くことで分離することができます。
ボルトキャリアはチャージングハンドルを少し引いた状態でボルトキャリアを後方に引き抜くことで取り外すことができます。7.62mm専用ボルトキャリアを再現し同社のVFC M4シリーズと比較してもその大きさの違いは一目瞭然です。重量は321gと、VFC M4の純正ボルトキャリアの重量225gと比べても96g重くなっています。ボルトキャリアの材質はダイキャストですが、ボルトキャリア先端のボルトキャッチがかかる箇所は別体のスチールパーツがとなっています。
ロングストロークを再現するため、ローディングノズルはSR-25/417の専用品となっています。ローディングノズルには初速調整が可能なフローバルブを搭載。ロングバレルであっても安全な初速で運用ができます。初速の調整はノズルの先端から1.5mmのHEXレンチで行うことができます。
HOP調整は近年のVFC M4 ガスブロ製品で採用されるGuide-HOPクイックHOPを搭載し、ガスブロックから調整を行うことができます。テイクダウンの必要もなく、フィールドでのHOP微調整も容易に行うことができます。
VFC SR-25 ロアーレシーバー
ナイツのARレシーバーの特徴である、アンビマガジンキャッチとアンビボルトキャッチを再現しています。全数固有のシリアルナンバーとなっており、まさに所有される方だけの特別な一本となります。
トリガー・ハンマーはVFC M4シリーズと共通で互換性もあります。VFC M4 Ver3メカでは廃止となったバルブロック機構を搭載することで、ストロークの長いボルトキャリアの動作に必要なガスを確保しています。セレクターはKAC刻印が刻まれたナイツアンビセレクターを再現しています。また、内部パーツにはスチールを採用することで耐久性だけでなく操作フィーリングを高め、ナイツ公式ライセンスの名に恥じない仕上がりと言えます。
VFC SR-25 ECC スチールパーツ
・ハンマー
・トリガー
・ディスコネクター
・セレクター
・ボルトキャッチ
・アンビボルトキャッチレバー
・マガジンキャッチ ※ボタンを除く
・アンビマガジンリリース
・ファイヤリングピンブロック
・テイクダウン・ピボットピン
リコイルバッファーはリコイル感を高めるにはカウンターウェイト入りで重量は94gと重量級のボルトキャリアと相まって強烈なブローバックを生み出します。
SR-25 ECC バレル・ハンドガード
SR-25 ECC(エンハンスド コンバットカービン)は、バレルレングスを16インチまで短くすることでカービンとしての用途にも対応できるようにしたモデルです。ストックも固定式のものからクレーンストックに変更され、スナイパーライフルとしてもカービンとしても使用可能な究極のバトルライフルです。
バレルエクステンションは専用品で、フィーディングランプと一体のインナーバレルチャンバーと組み合います。HOP調整はダミーのガスチューブが前後することで、HOPアームが上下する仕組みです。
URX 3.1 ハンドガードのアンダーカバーを外すとナイツのお家芸とも言えるディンプルバレルが現れます。ディンプル加工はバレルに無数の穴を掘り込むことで表面積を増やし、射撃時の放熱効果を高めることを目的としています。加工難易度の高いディンプルバレルを純正で採用するなどVFCの高い拘りを感じさせます。
VFC SR-25 ECCはナイツ社の公式ライセンスの下、海外製エアソフトガンのトップブランドでもあるVFCが製造を手がけたこともあり細かなディテールと実射性能の両方を兼ね備えたハイクオリティーなガスブローバックライフルです。実銃でも8000ドル超えという、まさにトップエリートのために作られたKAC SR-25をコレクションに加えて頂くのはいかがでしょうか。
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